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古座川町の特産品について |
古座川町の特産品には、気候風土が適している事から良質の柚子が産出され、ゆず加工品の販売も行われています。また、山間部ではシキミやビシャゴなどの花木、紀州備長炭、日本ミツバチの蜜など高く評価されている物がたくさんあります。
その他、市場出荷には至りませんが、全国屈指の清流古座川には天然の鮎、ウナギ、テナガエビなども多く生息し、古座川の名物として地元飲食店などで出されています。 |
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柚子 |
優良なゆずの産地は温暖な海岸地域より山間部に多く、平均気温も12〜15度のあたりが適地とされています。この気象条件に恵まれ、すみきった空気、綺麗な水、豊かな自然のもとで育った古座川はゆず栽培には最適の環境で、古くから柚子の栽培が行われていました。
ユズは、町内で搾汁され搾り柚子酢として販売していましたが、その搾りかすが取り入れの終えた水田に山積みにされ、辺り一面がユズと黄色の世界で、何とかならないものかと考えていました。昭和60年頃から、町内の加工グループや農家の人達が柚子の加工活動をスタートさせ、現在、全国的にも知られるようになりました。 |
◆農事組合法人 古座川ゆず平井の里
古座川町の山間部、200人ほどの集落、平井地区にあり、地区内にある搾汁加工場で搾られた柚子酢や、柚子の皮を加工する加工工場で製品を作っています。
取扱商品は、ストレートジュース、柚子ぽん酢、ゆずゼリー、柚子アイス、ゆず茶、マーマレード、ジャムなど… 山の蜜や日本ミツバチの蜜も取り扱います。
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◆新屋農園
古座川町月の瀬地区にある農家で、ポンカンや柚子を栽培する傍ら、柚子加工品の生産、販売を行っています。
取扱商品は、ジュース、ゆず酢、ポン酢、果肉でできたジャム、マーマレードなど…
少量ですが日本ミツバチの蜜も取扱。
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日本ミツバチ |
和蜂の蜜は色が濃いものが多く、味が濃厚なのが特徴です。日本ミツバチは、西洋ミツバチよりも小さく、飼育が難しいのです。古座川流域では、木の切り株をくり貫いた「ゴーラ」と呼ばれる日本ミツバチの巣箱があちこちで見ることができます。
「蜂が分かれる(分蜂)」の頃は、里ではお祭り騒ぎです。少しでも自分の巣箱に親蜂を入れようと、昔からの知恵や技が試される時でもあります。
地元でほとんどが消費されてしまうのですが、古座川町の特産品として広く全国へ送りだそうと新たに取り組んでいます。 |
◆和蜜(日本ミツバチの蜂蜜)
現在、和蜜の販売、取扱は、古座川町「一枚岩鹿鳴館」の土産物コーナーや、前出、「古座川ゆず平井の里」及び「新屋農園」のそれぞれ、ネット通販ページなどで購入する事が出来ます。
なお、日本ミツバチは採蜜量が非常に少ないため、品切れになる事があります。 |
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